京都翔英22点初V「気持ちで勝った」
「秋季高校野球・京都大会決勝、京都翔英22-3福知山成美」(7日、わかさ)
京都翔英が21安打を放ち、秋季京都大会史上最多の22点を奪って初優勝した。次は、春夏通じて初となる甲子園出場をかけて、秋季近畿大会に出場する。
6打数4安打でけん引した高校通算18本塁打の山口翔悟捕手(2年)は「気持ちで勝った。学校の歴史に名を刻めてうれしい」と声を弾ませた。相手の福知山成美は今年の春季京都大会準々決勝で0‐10で敗れた相手。8点差で迎えた九回、太田弘昭監督(40)に「8点差で納得するな。春は10点差で負けたやろ」とゲキを飛ばされ、10安打11得点の猛攻を見せた。
大阪大会は大阪桐蔭が圧倒的な打力で近畿大会出場に王手をかけたが、強打では京都翔英も決して、ひけを取らない。「失点してもその倍取り返す気でいきたい」と大暴れを誓った。