龍谷大平安センバツ確!福岡が初完封
「高校野球・秋季近畿大会1回戦、龍谷大平安2-0大和広陵」(27日、ほっと)
1回戦と準々決勝を行い、2季連続甲子園を狙う龍谷大平安が大和広陵を下し、準決勝進出で5年ぶりのセンバツ出場を確定させた。甲子園3季連続優勝を狙う大阪桐蔭は七回コールド勝ち。天理は高野山を下し、それぞれ準々決勝に進出した。
龍谷大平安が5年ぶり37度目のセンバツ出場を手中にした。左腕エース・福岡拓弥投手(2年)が3安打8奪三振で公式戦初完封。「あまり調子がよくなかったが、低めに集めることを心がけた。スライダーで三振を取れた」と声を弾ませた。
今夏の甲子園に出場したこともあり、新チームは秋季大会前まで調整不足。練習試合も8試合しか消化できなかった。「今日は絶対勝たなあかん」(福岡)と全員で誓って球場入りした。
原田英彦監督(52)は「秋は力不足だと思っていたが、1週間ずつ伸びている」とたたえた。夏の甲子園は常連だが、前回センバツ出場時の2008年は校名が「平安」だった。高橋大樹外野手(3年)が広島にドラフト1位指名され勢いづくチーム。次は1、2年生が新たな歴史をつくる。