大阪桐蔭、偶然再会の藤浪からパワー!

 「選抜高校野球・開会式リハーサル」(21日、甲子園)

 第85回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。前年優勝の大阪桐蔭(大阪)を先頭に出場36校の選手が行進。同校ナインは帰り際、OBの阪神・藤浪と偶然再会し「頑張れ」と激励された。森友哉主将(3年)は「優勝旗をもう一度持ち帰りたい」を連覇を誓った。大会は22日に同球場で開幕する。

 大阪桐蔭ナインが、昨年のエースからパワーをもらった。リハーサル後、甲子園の新室内練習場を出たところで、練習後の阪神・藤浪とバッタリ再会。「頑張れよ」と声をかけられた。森は「あいさつをしました。男前で格好よかった」と感激していた。

 開幕を前に、3季連続甲子園制覇を狙うチームは苦境に立たされている。右手首骨折の4番・近田拓矢内野手(3年)がこの日の登録変更でメンバーを外れた。それでも森は「近田がいないから勝てないと言われたくない。一丸でカバーすればプラスにできると思う」と覚悟を示した。

 昨年のチームは、4番・田端をセンバツ大会中の骨折で欠きながらも優勝した。「去年も田端さんが骨折し、あらためてチームがまとまった。今夜のミーティングで、みんなにそう話します」と森。近田の代わりに4番を務める福森大翔外野手(3年)は「僕も昨秋の近畿大会前に骨折で登録を外れたので、近田の気持ちが分かる。アイツの分も頑張りたい」と決意した。優勝への自信は揺るがない。

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