聖光学院、プロ注目の園部3安打で快勝
「センバツ・2回戦、聖光学院8‐0益田翔陽」(23日、甲子園)
プロ注目のスラッガーの聖光学院・園部聡内野手(3年)が3安打。いずれもホームを踏み、初戦突破に貢献した。
四回無死、外角のスライダーをコンパクトに中前にはじき返すと、七回無死は真ん中高めの同球を中前に運んだ。「チャンスメークすることを考えた。引っ張るだけではダメ。逆方向に打てるのも持ち味だから」。通算43本塁打の強打者は、出塁を最優先にシュアな打撃も見せた。巨人・山下スカウト部長は「長打も打てる。十分に期待できる」と評価した。
第1試合では同じ福島のいわき海星が登場。「立派にプレーしていた。選手も刺激を受けたのでは」と斎藤監督。同郷の選手に勇気づけられた。「次も勝利に貢献したい」と意気込んだ園部。そのバットで勝利をたぐり寄せる。