東亜学園「東」で1勝!東西で甲子園だ
「高校野球・東東京大会1回戦、東亜学園13‐3紅葉川」(8日、神宮第二)
地区割り変更で西東京から移った東亜学園が、東東京での初勝利を挙げた。二回に1番・内田和樹内野手(3年)の適時二塁打などで逆転。八回にも内田が左翼ポール際への満塁弾を放ち、コールド勝ちした。
チームとして準備は怠らなかった。東東京は西東京と比べて人工芝の球場が多い。照り返しなどの暑さ対策として、冬場から走り込みを増やして体力強化。守備でも球足の速さを意識した練習を重ねてきた。
上田滋監督(56)は「東西で甲子園に出ることは夢」とキッパリ。4安打7打点の内田は「新しいところで挑戦できるのは楽しみ。帝京と当たりたい」と目を輝かせた。東西両方で優勝したのは早実のみ。西東京を3度制した強豪は、24年ぶりの夏切符で快挙を狙う。