桐光、松井温存でコールド勝ち
「高校野球・神奈川大会3回戦、上矢部0‐11桐光学園」(17日、相模原)
昨夏甲子園8強の桐光学園は、上矢部を五回コールドで下して4回戦に進出した。今秋ドラフトの目玉、松井は出場せず。ベンチで勝利を見届けた。
先発の2年生右腕・山田が完封。試合前に「緊張するなよ」と声をかけたという松井は「チームとして勝ててうれしい」と笑顔を見せた。
暑さに苦しみながら2失点完投した14日の相洋戦後はノースロー。通常より1~2時間多めに睡眠を取り、練習後は水シャワーで体を冷やすなど、回復に努めている。
この日はブルペンで肩をつくることなくチームが勝ち上がり「全試合行ける準備はしているが、投げずに済んだ」と歓迎。「ピークを準決勝、決勝に持って行く。準々決勝も大一番になると思う。毎試合、気持ちを入れて準備したい」と先を見据えた。次の4回戦は20日、綾瀬西戦の予定だ。