丸亀ナイン「光栄」6日目に横浜と激突

 「全国高校野球」(8日開幕、甲子園)

 組み合わせ抽選会が5日、大阪市内で行われ、初戦の対戦カードが決定。丸亀(香川)は第6日第1試合で横浜(神奈川)と対戦することになった。鳴門(徳島)は第3日第1試合で星稜(石川)と、明徳義塾(高知)は第6日第4試合で瀬戸内(広島)と、玉野光南(岡山)は第4日第3試合で弘前学院聖愛(青森)とそれぞれ対戦する。

 丸亀はいきなり強豪校と激突する。左腕・松井裕樹擁する桐光学園を準々決勝で下し、全国最多190校が参加した超激戦区、神奈川を制した横浜が初戦の相手だ。山本雄一郎監督(35)は「甲子園に来たという実感が湧いてきました。全国に名をとどろかせる学校と大舞台で野球ができることを光栄に思います」と口元を引き締めた。

 横浜はレギュラー9人中8人が2年生という若いチームだが、それを感じさせないほど戦力面は充実している。丸亀としては下手な小細工をするのでなく、持てる力を出し切って真っ向勝負を挑むだけだ。指揮官は「九回3アウトを取った時点で相手より1点上回っている野球を目指したい。いつも通りの野球ができればいい勝負はできる」と言葉に力を込めた。

 県大会5試合を1人で投げ抜いたエース宮崎耕大投手(3年)の左腕に大きな期待がかかる。車谷康太主将(3年)は「相手は強豪だけど、ぶつかって食らいついていく。上を見ずに、目の前の試合に集中して1戦1戦勝っていきたい」と意気込みを示した。

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