大阪桐蔭コールド敗退でセンバツ絶望的
「高校野球秋季大阪大会・4回戦、履正社13-1大阪桐蔭」(25日、万博)
今夏まで甲子園4季連続出場の大阪桐蔭が履正社に五回コールドで敗れ、来春のセンバツ出場は絶望的となった。
二回に大森聖也内野手(2年)のソロ本塁打で先制。しかし三、四回にいずれも2死から6点ずつを失った。打者一巡攻撃を許し、細かいミスも絡んだ。打線は3安打に抑えられた。中村誠主将(2年)は「履正社は徹底しければならないことをできていたが、自分たちは淡泊だった。相手を意識しすぎた。悔しい。今回のスコアを忘れてはいけない」と肩を落とした。
同校が大阪大会でコールド負けするのは、2007年秋の準々決勝でPL学園に0‐9で敗れて以来。当時のチームは悔しさをバネに、翌年夏は全国制覇を果たしている。西谷浩一監督(44)は「あの学年が手本になる。負けていろんな意味でチームが変わった。練習も一生懸命やった。そうなれるように頑張りたい」と話した。