報徳2年連続センバツ確実!中村が完封
「高校野球秋季近畿大会・準々決勝、報徳学園1-0福知山成美」(27日、佐藤薬品)
準々決勝を行い、報徳学園(兵庫1位)が福知山成美(京都2位)を完封で下し2年連続20度目のセンバツ出場を確実にした。履正社(大阪1位)は三田松聖(兵庫2位)を下し、智弁和歌山(和歌山1位)は五回コールド勝ち。それぞれ準決勝に進んだ。
勝てばセンバツ出場が確定する大一番で、前日の1回戦に続き連投のエース・中村誠投手(2年)が最高の投球をみせた。4安打無四球完封。「ストレートが走っていた。昨日は六回降板でふがいなかったので、今日は気合を入れた」と振り返った。
今年の春季兵庫大会からベンチ入りする右腕にとって、公式戦初完封勝利。打撃でも、六回に右前打で出塁し、犠飛でこの試合唯一の生還を果たした。
永田裕治監督(50)は「1対0で勝つ野球を目指してきて、それができた。中村は昨日、痛打される場面もあったが今日は今までで一番の投球」とほめた。準決勝は智弁和歌山と対戦する。