明徳義塾エース岸、済美を3安打完封

 「練習試合、明徳義塾8-0済美」(9日、明徳義塾グラウンド)

 今春センバツに出場する明徳義塾(高知)が9日、済美(愛媛)と練習試合を行い、今秋ドラフト候補右腕の岸潤一郎投手(2年)が7奪三振で3安打完封した。

 この日は最速140キロを計測した直球やカットボール、冬場に覚えた“スラーブ”を制球良く投げ込み、付けいる隙を与えず。右肘違和感のため一塁で出場した相手の4番・安楽智大投手(2年)も4打数無安打に封じた。

 前日の慶応との練習試合で右上腕部に死球を受けていたが「少し気になったけど、済美だったので投げたかった。安楽との対戦も楽しみにしていた」と力投。同じ四国のライバルを相手に「直球はよくなかったけど、悪いなりにゼロに抑えられた。今日みたいな投球は自信になる」と、センバツへ向けて弾みをつけた。

 ドラフト候補対決に阪神、巨人など8球団のスカウトが集結。2安打を放った岸は、打者としての評価も高い。阪神の山本スカウトは「体も一回り大きくなった。ここ一番で打てるし、センスを感じるね」と話した。

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