海南“代役”武田誓う「アイツの分も」
「選抜高校野球甲子園練習」(18日、甲子園)
池田(徳島)との、27年ぶり出場同士の対戦で話題となった海南(和歌山)に、思わぬ災難が降りかかった。チームの大黒柱で打っても4番を任される予定だった岡本真幸投手(3年)が16日の練習試合で利き腕の右手首と親指の間に死球を受け、骨折の診断が下った。
アクシデントの岡本に代わりマウンドを任されそうなのが背番号11の武田だ。「投げるなら、力は及ばないけど全力で、自分の最高の投球をしたい」と武田。岡本から、帽子のひさしに「この一瞬を楽しもうよ!」の文字を書いてもらい「アイツの分も…」と力を込めて話した。