全国V龍谷大平安が辛勝「慢心がある」
「春季高校野球京都大会・4回戦、龍谷大平安6‐4日星」(27日、太陽ヶ丘)
龍谷大平安が、センバツ決勝戦以来となる公式戦に登場した。野手はベストメンバー、投手は「底上げしたい」(原田監督)と、センバツでは7球しか投げられなかった犬塚を先発させた。
中盤までは主将・河合泰聖内野手(3年)の本塁打などで5点をリードも、七、八回に2点ずつ返され1点差と迫られる場面も。
相手が5失策など乱れながら、決定的な差を付けられなかった。河合は「みんな情けない。監督から『踏み込め』と言われてもできない。気が抜けている」と自身の一発にも不満顔。
原田監督も「慢心がある。アウトを取れない、挟殺のミスもある。言ってはいるんだけど…」と、全国制覇からの気持ちのつくり方の難しさを感じていた。