高浜が高校通算27号!横浜決勝進出
「高校野球・春季神奈川大会準決勝、横浜10-0慶応」(3日、神奈川新聞スタジアム)
横浜が五回コールド勝ちで決勝進出。今秋ドラフト候補の4番・高浜祐仁内野手(3年)が、高校通算27号となる2ランを放った。
二回、5点を奪ってなお2死一塁の場面。真ん中の甘い直球を捉えた打球は、大きな放物線を描いて左翼席に着弾。会心の一撃に「1打席目はフライ(中飛)を上げていたので、上からたたこうという意識でいた。打った瞬間にいったと思った」と笑顔を見せた。
今春センバツは初戦敗退。試合後に、父・晋一さん(52)から「ホームランを2本打てたよ」と指摘された。カーブマシンで打ち込んで体の開きを修正してきた結果、センバツ後は4本塁打。渡辺元智監督(69)も「ずっと悩み続けていたが、上向きになれば」と、主砲の復調気配を感じた様子だった。