横浜 まさかのコールド負け初戦敗退
「春季高校野球・関東大会第2日、霞ケ浦9‐1横浜」(18日・横浜など)
2回戦7試合が行われ、横浜(神奈川1位)は霞ケ浦(茨城2位)にコールド負けし、初戦敗退した。樹徳(群馬1位)は東海大浦安(千葉2位)にコールド勝ちした。
昨夏から2季連続甲子園出場の横浜が、初戦でまさかの七回コールド負けを喫した。自滅と言える内容に、渡辺元智監督(69)は「夏(の甲子園)はほど遠いね」と、険しい表情を浮かべた。
エース左腕・伊藤の乱調が響いた。初回と六回の押し出し四球など9四死球を与えて、6回0/3を3失点で降板。リズムの悪さが2番手以降の投手にも伝染したのか、同点の七回に一挙7点を失った。
今秋ドラフト候補の浅間は、左翼フェンス直撃の二塁打を放って得点に絡んだが、敗戦に目は真っ赤。「野球の怖さというか…正直、今は頭が真っ白です」とつぶやいた。夏の県大会まで2カ月弱。渡辺監督は「何かを変えていかないと」と、危機感を募らせた。