長島三奈「熱闘甲子園」後任に新人アナ
夏の全国高等学校野球選手権大会のダイジェスト番組、テレビ朝日系「熱闘甲子園」の新キャストが10日、発表された。昨年まで15年間出演したスポーツキャスター・長島三奈(46)の卒業が正式決定し、後任を同局の三上大樹(28)と今年4月に入社した新人の山本雪乃(22)の両アナウンサーが務めることになった。
同番組3年目となる野球解説者の工藤公康氏(51)と球児たちの熱闘を伝える。
長島キャスターは同局社員時代の98年から同番組を担当してきたが、昨年に「来年以降については決まっていません」と卒業の方針を語っていた。関係者によると、番組側は長島キャスターに今夏も継続出演を打診したが今年に関しては予定が合わず、来年以降は未定だという。
後任の三上アナは元高校球児で、同局「ワールドプロレスリング」などを担当。工藤氏について「ずっとテレビで見てきた大投手で、今の僕にとってはお父さんみたいな存在」と語り、「今はサッカーW杯で盛り上がっていますが、この後は熱い熱い甲子園の季節が始まります」と意気込んだ。
山本アナは今年4月に入社した新人。同番組に新人アナが起用されるのは初めてで「私が高校球児と一番年が近いので、その目線を大事にして、五感で感じたものを視聴者の方に伝えていける『熱闘甲子園』にしたいです」と語った。
放送は大会開幕の8月9日から。平日は午後11時10分から、土日は午後11時15分から放送予定。