4年ぶり優勝へ報徳強豪ブロックも余裕
第96回全国高等学校野球選手権兵庫大会の組み合わせ抽選会が24日、明石市民会館で行われた。センバツ出場、春季県大会優勝の報徳学園は7月14日、尼崎双星と須磨翔風の勝者と戦う。昨年優勝の西脇工は同15日、市伊丹との初戦が決まった。
162校の頂点へ、4年ぶりの優勝を狙う報徳学園は、第2シードの育英や、投手力の高い須磨翔風などのいる第2ブロックに入った。
福原雄大主将(3年)は、永田監督から「握手をしていただいて、『この手でいいクジを引いてきてくれ』と言われたんですが…」と苦笑い。
とはいえセンバツの抽選では初戦に優勝候補・沖縄尚学と当たった“実績”もあり「いつも通り、強豪校がいるところでしたね」と余裕すら感じさせる。何しろ今月に入り、練習試合で明徳義塾に2‐1で勝利、三重にはサヨナラ勝ちと上昇の手応えがある。
福原主将は「日程も決まったし、てっぺんを狙います」と力強かった。