兄は燕戦士 西田6打点!福知山成美快勝
「高校野球・京都大会3回戦、福知山成美12‐3堀川」(18日、太陽が丘)
勝負強さはすでに兄以上かもしれない。4‐0の四回無死満塁、福知山成美の3番・西田が快音を響かせた。「チャンスで回ってくる場面が多くなった。そこでかえせてよかった」。右中間を破る適時二塁打で、走者全員を本塁に迎え入れた。
初戦となった15日の京都学園戦はノーステップ打法で臨んだがしっくりこず、試合途中に足を上げるフォームに変更。すると、その試合では本塁打を放ち、この日は3安打6打点の大暴れだ。
ヤクルトに所属する兄・明央からは、母・雅代さん(47)宛てのメールで「頑張れ」と激励された。今春のセンバツは、2勝してベスト8に進出。兄の北照時代の甲子園勝利数に並んだが「超えたいっすね」と対抗心を燃やした。まずは3季連続の聖地を目指す。