大阪桐蔭完勝!峯本サイクル超え

 「高校野球・大阪大会2回戦、大阪桐蔭7‐3豊中」(20日、豊中ローズ)

 大阪は2回戦が行われ、大阪桐蔭は峯本匠内野手(3年)の2本塁打などで豊中を圧倒、八回途中、降雨コールドで3回戦に進んだ。

 持ってる男が、最後の夏を満喫している。1年秋からレギュラーを張る、峯本だ。初回無死一塁で、糸を引くような中越え二塁打を放ち先制点を呼び込むと二回には右越えの完璧なソロ本塁打。六回の第4打席で三塁内野安打を放ち、サイクルヒットに王手をかけた八回だった。

 初戦も二塁打だけ出ずにサイクルを逃した峯本は「だいぶ、気づいてました」と、1死無走者の場面でもあり“三塁打狙い”で打席へ。ところが狙い澄ました一打は、残念ながら?右中間スコアボードを直撃する本塁打となり「(結果が)よすぎましたね」と苦笑いだ。

 直後に雷雨で試合が中断、1時間18分待って、コールドと決まった。高校野球は規定でこの場合のようなリードしたチームの裏の攻撃もカウントされるため、2本目も正式に認められた。

 「めったに打たない(高校通算14本)僕が打ったから、雷になりました」とあっけらかんと笑った。

 父同士が知り合いということで、米アスレチックス3Aの中島裕之を幼少時から応援しており、攻守でチームを引っ張る姿は確かに、中島に重なる。峯本は「(西谷)監督さんからも『お前が引っ張れ』と言われてます。それをどうチームに伝えるか」というテーマを持ち、頂点を目指して走り続ける。

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