安楽の評価不変「1位でしか獲れない」
「高校野球・愛媛大会3回戦、東温4‐1済美」(23日、坊っちゃん)
今秋のドラフト1位候補、157キロ右腕の安楽智大投手(3年)を擁する済美が1‐4で東温に敗れ、3回戦で姿を消した。
敗れはしたが、157キロ右腕への評価に変わりはない。この日はネット裏にプロ5球団、7人のスカウトが集結。3回目の安楽視察となった中日・中田宗男スカウト部長は「球の角度がよくなった。アウトローに決まる球が素晴らしい。肘の不安はまったくなさそうだし、1位でしか獲れないでしょう」と話した。
密着マークを続けてきた阪神・山本宣史スカウトは「球にキレがあって、コーナーをきっちり突けている。賢い投球ができるようになった」と評価。秋のドラフトに向け、激しい争奪戦となるのは間違いない。