三重・山井、初出場で強心臓弾!
「全国高校野球・準決勝、三重5-0日本文理」(24日、甲子園)
1969年の選抜大会を制した三重(三重)が日本文理(新潟)を5‐0で破り、夏は初めてとなる決勝進出を果たした。エース左腕・今井重太朗投手(3年)が5安打完封。55年の四日市以来、県勢59年ぶり制覇に王手をかけた。
三重は強力打線が10安打5得点でエース今井を援護した。右太もも負傷の内田に代わり、三回の三塁守備から今大会初出場した山井は4‐0の八回、飯塚から左翼へソロ本塁打。2安打、堅守で仕事を果たした2年生は「ケガで出られない内田さんの分までと思い、打席に立った。準備はしていたので緊張はなかった」と、力強く言い切った。