英明が初V 香川県勢13年ぶり秋制覇
「高校野球・秋季四国大会決勝、英明5-3今治西」(2日、レグザム)
英明(香川)が怒とうの集中打で初めて四国の頂点に立った。0-2で迎えた七回。2死から1番・酒井勇志外野手(2年)の左越え二塁打を皮切りに、5者連続の長短打で3点を奪い逆転。八回にも2点を挙げ、今治西(愛媛)を突き放した。
香川県勢としては2001年の尽誠学園以来、13年ぶりの優勝。香川智彦監督(57)は「打線は振れていたから、いつか爆発すると思っていた」と終盤の逆転劇を喜んだ。
これで明治神宮大会(14日開幕)への出場権を得た。初戦で今夏甲子園4強の強豪・敦賀気比(福井)との対戦が決まっている。その先に待つ夢舞台。初出場が濃厚となった来春センバツに向け、冨田勝貴主将(2年)は「積極的な打撃をさらに磨きたい」と意気込んだ。