浦和学院が初決勝 四回に一挙5点奪取

 「明治神宮大会・高校の部準決勝、浦和学院6-1東海大菅生」(17日、神宮)

 昨春センバツを制した強打がよみがえった。浦和学院(関東)が見事な集中打で、初の決勝を決めた。1点を追う四回、敵失に4安打を絡めて一気にたたみかけ、5点を奪った。16日の東海大四戦も四回に5安打で4得点。連日のビッグイニングだ。

 「フライはダメで、しっかりフルスイングしていく」と、勝ち越し適時二塁打の6番・高橋司外野手(2年)。全国Vメンバーから学んだのは「どんな投手にも当てにいかず、自分のスイングをすること」。DNAは受け継がれている。

 今夏は甲子園出場を逃した分、40戦以上の練習試合を行い、対応力を磨いた。引退した3年生のセンバツV腕・小島は、今も打撃投手を買って出る。高橋は「先輩に恩返しするためにも、絶対優勝したい」と意気込んだ。

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