高野連 鹿屋中央の部内暴力を処分上申
日本高野連は26日、大阪市内で定例の審議小委員会を開き、今夏の甲子園に出場した鹿屋中央(鹿児島)で部内暴力があったとして処分を日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。報告が遅れた同校の監督と部長も上申する。
5月から8月にかけて野球部寮などで2年生部員5人が1年生1人を平手でたたいたり、蹴るなどした。被害生徒は退学したそうで、日本高野連は悪質ないじめと判断。当該2年生は秋の大会にベンチ入りし、出場した部員もいたという。
西岡宏堂審議委員長は「(高野連に)伝えたらアウトになると知っていながら(秋の大会を)やったと勘繰りたくなる」と不快感を示した。