阪神 清宮徹底マーク!1年生から注視
阪神・中村勝広GM(66)が27日、早実のスーパールーキー、清宮幸太郎内野手を徹底マークする意向を示した。ドラフト候補の選手を調査するために今夏の甲子園大会を視察するが、清宮は1年生ながら将来のスーパースターとして資質を秘めた存在。今から一挙手一投足に注視し、追いかけていく。
26日に早実が甲子園出場を決め、中村GMは「良かったな。大会が盛り上がる」と話した。西東京大会決勝では238人の報道陣が集まり、2万8000人の大観衆が駆けつけた。これほど注目される逸材は、簡単には現れない。果たして甲子園という大舞台でどういうプレーをするのか。「見る機会はあると思う」。初めて生で見られる機会を心待ちにしている様子だった。
球団としても大砲候補は是が非でも欲しい。西東京大会6試合で20打数10安打10打点、打率5割の清宮。だが打撃はもちろん、取材に応じる対応や、醸し出すオーラなどスター性も十分。プロに入れば人気選手になるのは確実だ。
和田監督も「(テレビで)何回も見た。楽しみ」と絶賛し、「俺も(1年夏に甲子園に)出たけど(清宮は)物が違うよ」と舌を巻く。獲得については「まだ先の話やけど」と中村GM。それでも今からマークするだけの価値のある選手であるのは間違いない。