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【福岡ボート】SG初制覇の勢い期待!羽野が地元で羽ばたく

 サマータイム開催で行われる今年のSG・ボートレースメモリアル(22~27日)は、福岡県の福岡ボートで開催される。福岡と言えば、全国でも屈指のうねり水面。それだけに地元選手のアドバンテージは大きい。中心は勝手を知っている地元の福岡支部選手となりそうだ。

 7月の児島でのオーシャンカップで、SG初優勝を飾った羽野直也は「地元でSGを勝ちたい」と気合が入っている一人。オーシャンカップ優勝戦では、5コースから展開を突いての優勝で、3連単は16万円の大波乱を演出した。あの大波乱も、羽野の持ち味であるトップレベルのターンスピードがモノをいったのは間違いない。3月のG1・芦屋周年優勝戦でのFで、G1、G2は6カ月間の出場停止となっており。年内は走れない。オーシャンカップ優勝で、2年連続のグランプリ出場は安全圏も、賞金6位以内を目指すなら、SGで賞金を加算しなければいけないという状況だ。そして何よりも、今回はSG覇者となって初めて迎えるSG戦で、しかも地元だ。勝ちに来ているのは間違いなく、SG連覇の期待が懸かる。

他地区も役者そろった!得意水面で石野の出番

 羽野以外の福岡勢も、グランプリ出場に向け、地元のSGで力が入っている。賞金ボーダー付近にいるのが前田将太、篠崎元志、瓜生正義、岡崎恭裕に、福岡は15回の優勝を誇る篠崎仁志もV候補。そしてもう一人、SGVにあと少しのところまで来ている西山貴浩も、SG初優勝に気合も十分だろう。

 もちろん今回は他地区勢も役者がそろっている。現在賞金争いでトップを快走する石野貴之は、2021年3月に福岡で行われたSG・ボートレースクラシックで優勝。福岡水面では、4回の優勝があり苦手意識はないはずだ。

俺がV戦線を盛り上げる!本格化の磯部が魅せる

 6月、徳山でのグランドチャンピオンで、SG初優勝を飾った磯部誠。7月の児島オーシャンカップでも優勝戦2着と、本格化をアピール。福岡は1優出だけで、大きな実績はないが、今の勢いならV戦線を盛り上げてくれることは間違いなしだ。

 豪華メンバーだけにまだまだV候補はめじろ押し。昨年のMVP・馬場貴也もオーシャンカップ優勝戦の1号艇で、6着に敗れた雪辱に燃えている。今年SG3優出の池田浩二、今年G1で2優勝を含めV6中の毒島誠、6月の地元・戸田周年を優勝し、児島でのオーシャンカップでも優出3着の桐生順平も虎視たんたん。全国24場の代表レーサーが、どんな戦いを見せてくれるのか今から楽しみだ。

■SG・ボートレースメモリアル公式サイトはこちら

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