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【福岡ボート】パリ五輪に負けないアツい戦い!気配十分の昨年女王・遠藤エミがV最有力

 今年の「真夏の女王決定戦」の舞台は福岡だ。今回は田口節子、香川素子の歴代女王に加え、守屋美穂、高田ひかる、西橋奈未、鎌倉涼ら、人気実力を兼ね備えた女子トップレーサーが軒並み選出除外になったのは残念。それでも女子レースを引っ張る52人の華麗な争いは注目を集めること間違いない。

 やはりV候補筆頭は、昨年の覇者で3度目の女王の座を狙う遠藤エミ(36)=滋賀・102期・A1=。今年は4優出で優勝は1回と物足りない数字だが、SG、G1の高いレベルで戦い、3月、戸田のクラシックでは予選を突破。優出は逃したが、選抜戦で1号艇の峰竜太をまくりで沈めるなど、豪快なハンドルさばきは健在。直前のG2・ボートレース甲子園(津)、さらにSG・オーシャンカップ(大村)でも活躍し、リズムも上がってきた。福岡は6優出して、2019年7月に優勝。ライバル不在の今年は負けられない気持ちでいっぱいだ。

勢いが止まらない昨年賞金女王の浜田亜理沙

 昨年のクイーンズクライマックスでG1初優勝を飾った浜田亜理沙(埼玉)は年が明けてもその勢いは止まらない。今年は7優出して、3月の津・ヴィーナスシリーズで優勝と数字だけなら遠藤を上回る内容。初出場となった地元戸田でのSGでは惜しくも優出はならなかったが準優勝戦(4着)に駒を進める大活躍を見せた。福岡は優勝こそないが6節走って2優出と相性は悪くない。持ち前の攻撃力で、女王の座を狙っている。

好調な渡辺優美が地元開催に燃える

 地元福岡勢からは、2月のびわこG2・レディースオールスターで女子ビッグレース初Vを飾った渡辺優美が好調。直前のオーシャンカップで切ったFは気になるが、地元開催に燃えているのは間違いない。地元ファンに結果でアピールする。産休から復帰して僅か1期でA1に復帰した小野生奈も2017年芦屋以来のG1制覇に態勢は整えてきた。

 ベテラン勢も健在。グレートマザー日高逸子を筆頭に、歴代最高4度の女王に輝いている山川美由紀、他にも寺田千恵、海野ゆかり、中谷朋子も衰え知らずの走りを見せており、若手のスピードに対し、熟練の技で大会を盛り上げる。

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