18歳フェルスタッペン史上最年少V
「F1スペインGP・決勝」(15日、カタルーニャ・サーキット)
18歳のマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・タグ・ホイヤー)が制し、史上最年少優勝を飾った。2位にキミ・ライコネン(フィンランド)、3位にセバスチャン・ベッテル(ドイツ)のフェラーリ勢が続いた。マクラーレン・ホンダ勢はジェンソン・バトン(英国)が9位に入ったものの、フェルナンド・アロンソ(スペイン)は途中でリタイアした。
18歳のフェルスタッペンが、08年のイタリアGPで当時21歳のベッテルが樹立した従来の最年少優勝記録を大幅に塗り替えた。終盤は36歳のライコネンの猛追をしのいで逃げ切った。昨シーズンに17歳でF1デビュー。今季はトロロッソ・フェラーリから参戦していたが、スペインGPの直前に移籍していた。歴史に名を刻んだホープは「チームにお礼を言わなければ」と感謝した。