完成間近のうめきたガーデン、初披露

JR大阪駅の北側のエリア「うめきた」に誕生する、花と緑のテーマパーク「うめきたガーデン」。10月7日のオープンまであと約1週間に迫った30日、花や緑が植えられた状態で初めて内覧会が行われ、吉村洋文大阪市長や報道関係者ら約150人に園内の様子が公開された。

吉村大阪市長は、市民参加型の花畑「みんなの花畑」や、工事途中の「花咲く丸太小屋」など園内を散策したあと、サルビア、マリーゴールド、パンジーなど8種の色とりどりの花が植えられた「10万株の花畑」で、グリーン・サポーター(市民ボランティア)とともに花植えを体験。最後に、庭園デザイナー・石原和幸が手がける2本の滝が流れる幅30メートルの「メインガーデン」で、市長による通水式が行われ、「本格的にうめきた2期の工事が始まるまでこの場所を使えないかということで、今こうやって緑が繋がったこと、うれしく思います。来年の3月末までではありますが、たくさんの人に緑を楽しんで、大阪のすばらしさを知っていただけたら」とあいさつした。

苔や壁面緑化の技術を駆使し、都会の真ん中にいながら、まるで森のなかを歩いているかのような「みどりの小径(こみち)」も完成間近。現場監督の庭師・村上とも子さんは「この植物ってこういうところでも育つんだなど、ご家庭でガーデニングする際に役立つような発見をしていただけたらうれしい。市民ボランティアの方もみなさんすごく楽しんで参加してくださいました。これだけの緑と花が集まる場所は、ほかになかなかないので、憩いの場になれば」と、期待を寄せる。会場内には飲食ブースとイベント広場を併設し、週末を中心に全国のグルメを集めた『逸品縁日』などさまざまなイベントが開催される予定。入場料は一般(大学生以上)1000円、小・中・高生500円。

(Lmaga.jp)

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