淡路島がマンガ&アニメ島へ、今夏完成
体験型エンタテインメント施設の「兵庫県立淡路島公園アニメパーク ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市)が、2017年7月にオープン。自然公園のなかで、日本のマンガやアニメといった2次元コンテンツと、映像などを使ったメディアアートが融合され、『クレヨンしんちゃん』や『火の鳥』などとコラボしたアトラクションが登場する。
公園内には、アトラクションや飲食コーナーのほか、ミュージカル劇場、イベントステージなど、様々な体験型コンテンツを計画。アニメ『クレヨンしんちゃん』を題材にした「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」には、映画をモチーフにした高さ最大7mもあるアスレチックコースや、水柱と巨大水鉄砲をくぐり抜ける210m&130mのジップラインが登場する。
また日没後には「ナイトウォーク火の鳥」がスタート。手塚治虫の『火の鳥』を題材に、そのストーリーを追いながら自然に包まれた全長1.2kmを移動する。光と音で演出されたアトラクションは、治虫の長男で映像作家の手塚眞が監修、東京駅のプロジェクションマッピングを手掛けたネイキッドが映像などを制作する。
「ニジゲンノモリ」は、県立公園の自然環境を活かした新たな観光客誘致に取り組む兵庫県とパソナグループが2013年から準備を進めてきた事業。名称について同社は「世界的に人気のクールジャパンコンテンツであるマンガ・アニメを自然の中で体験させるための場所として名づけました」とコメント。このほか、公園内の自然環境や島の食文化を楽しめる「グランピング施設」も予定している。
(Lmaga.jp)