手塚治虫作品の美男美女、大阪に大集合
鉄腕アトム、リボンの騎士、ブラック・ジャックなど、60年の生涯で約700タイトル以上もの作品を残した、日本を代表する漫画家・手塚治虫。その作品に登場する男女キャラクターにスポットを当てた展覧会『手塚治虫の美男美女展 ~優艶~』が、「阪急うめだギャラリー」(大阪市北区)で3月29日から開催される。
会場では、本当は女の子なのに王子として育てられるサファイヤ(リボンの騎士・1953年)や、体を取り戻すために48匹の魔物と戦う百鬼丸(どろろ・1967年)、キャンディを食べると子どもや大人に変身する女の子メルモ(ふしぎなメルモ・1970年)・・・など手塚治虫が描く約50の魅力的な美男美女キャラクターを、「艶」「勇」「智」など美しい意味を持つ10文字の漢字に分類。
手塚直筆のマンガ原稿や人気上位5作品のアニメ第1話の上映のほか、いとうのいぢ(『涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ』)や、倉花千夏(『うたの☆プリンスさまっ♪』)、吉崎観音(『ケロロ軍曹』)など、現在活躍するクリエーターたちがオマージュをこめて本展のために創作した作品の展示も。さらに本展を記念して本物のジュエリーを使って作られたという、リボンの騎士の劇中に登場する「サファイヤの王冠」(3億円相当)も展示されるとのことで、手塚ワールドを堪能できること間違いナシだ。期間は4月10日まで。
(Lmaga.jp)