靴脱いでくつろぐOL、大阪・中之島駅ホームが酒場に
昨年6月に初開催され、3回目となる京阪電車中之島線の「中之島駅」(大阪市北区)の飲食イベント『中之島駅ホーム酒場』が、21日から4日間限定で開催。ホーム内に川床をイメージした納涼床席が登場し、仕事帰りのサラリーマンやOLらが靴を脱いで宴を楽しんだ。
これまで同様、座席昇降で有名な「5000系」車両が酒場に大変身。カウンターテーブルが車内に設置され、赤提灯などで彩られた3番線ホームと車両を往来しながら、バル感覚で「うまいもん」が楽しめるこのイベント。前回寄せられた「もっと座れる場所を」との要望に応え、今回はホーム構内に「納涼床席」を設置。駅のホームで靴を脱いでくつろぐという非日常感から、初日も大人気だった。
また、電車内の囲炉裏席と納涼床席は、今年から予約席に(「京料理 たん熊 北店」の仕出し弁当と1000円分の飲食チケット付で4000円)。事前に予約し訪れた、中之島駅周辺で働く男性4人グループは「毎回参加していて、今回3回目。普段電車のなかでお酒を飲むことはできないので、楽しい」と笑顔で話していた。
会場には堂島に本社を構える「サントリー」の生ビールや「島之内フジマル醸造所」の生樽ワイン、京都・伏見「中畝酒店」のイベント限定の復刻梅酒や日本酒などがスタンバイ。フードは、おでんや唐揚げなどビールに合う定番メニューのほか、今年4月にオープンしたばかりの「伏見稲荷千本いなり」(京都市伏見区)の京風いなり寿司や「BOOCHiC」(大阪市北区)のフレンチ風どて串など、女性をターゲットにしたメニューも新登場。中之島エリアや京阪沿線の人気店のメニューが並ぶ。期間は6月24日まで。時間は17時~21時半(24日は14時から20時半)。料金は1000円(1000円の飲食チケット付)。
(Lmaga.jp)