和楽器サミット、二条城・平安神宮で初開催
和楽器による日本の伝統文化芸能を国内外に広く発信しようという、日本最大の和楽器フェス『和楽器サミット』が8月5日・6日に開催。世界遺産「元離宮二条城」(京都市中京区)と「平安神宮」(京都市左京区)を会場に、三味線や和太鼓など、和楽器を演奏する若きプレイヤーによる競演が楽しめる。
文化庁の京都移転決定にともない、京都市全面協力のもと初開催される今回のフェス。「平安神宮」会場では、詩吟や和楽器とロックバンドを融合させた独特の世界観が国内外で広く受け入れられ、2016年結成からわずか3年弱で「日本武道館」公演をおこなった新感覚ロックエンタテインメントバンド・和楽器バンドが登場。単独奉納ライブをおこなう。昨年、初のニューヨーク単独公演に続いて北米ツアーを成功させるなど積極的に活動している彼らだけに、国外からも京都にファンが集まりそうだ。
「二条城」会場では、今年5月におこなわれた『第36回記念津軽三味線世界大会』で見事優勝を果たした津軽三味線デュオ・桃響く futari(ゲストに尺八奏者・瀧北榮山)や、沖縄の古武道をベースとした舞踏、獅子舞、歌、太鼓などで構成された沖縄エイサー・風之舞(かじまーい)など、日本各地の和楽器奏者による5つの演目を披露する。料金は「二条城」会場1アーティストにつき2500円、「平安神宮」の和楽器バンドライブは6800円(各プレイガイドにて発売中)。
【二条城出演者】桃響 futari with 瀧北榮山(三味線+尺八)/梵天「音舞舞台・古事記」feat.小島千絵子/風之舞(沖縄エイサー)/にっぽんの音楽家(オールスターズ)/舞太鼓あすか組(和太鼓)
(Lmaga.jp)