吉高由里子「血だらけになるくらい役に引きずられた」

イヤミスの女王・沼田まほかるのミステリー小説を実写化した映画『ユリゴコロ』。その試写会が6日、大阪市内の映画館で実施され、主演の吉高由里子と主題歌を歌うRihwa(リファ)、熊澤尚人監督が登場。舞台挨拶をおこなった。

生まれながらにして、「人を殺めること」でしか生きていることを実感できない主人公・美紗子を演じた吉高は、「過去と現代がどう交わって、ひとつの映画になるんだろうって、脚本を読んだときは思いましたが、さすが熊澤監督!感動しました」と絶賛。しかし、大変だったという撮影をふり返り、「ようやくかさぶたになってきました(笑)」とも。監督はそれを聞いて「すみません、僕が負担をかけたのが悪いんです…」と反省しきりだった。

舞台挨拶の最後には、「(心が)血だらけになるくらい役に引きずられた作品です。みなさんが、家族や友達を連れて観に行ってくれたら私のかさぶたは報われます(笑)」と挨拶した吉高。映画は、9月23日から公開される。

(Lmaga.jp)

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