サトエリ「私が芸能人になったら謝って」
『百円の恋』で映画賞を総ナメした武正晴監督の最新作『リングサイドストーリー』の先行上映会が7日、大阪市内の映画館で実施され、W主演の佐藤江梨子と瑛太、武監督が登場。舞台挨拶をおこなった。
大阪の印象について、「お客さんの目がシビアなんでね。ウソは書かないじゃないですか。だからこそ、心からの言葉が聞けるんじゃないかなと。こわいです」と語った佐藤。そして、これまで『キューティーハニー』や『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』、『すべては海になる』など、数々の映画で主演をつとめてきた佐藤だが、「自分の人生のなかで、主演をすることはあと何回あるんだろうと。すぐに(オファーを)お受けしました」とも。
東京都出身だが、実は中学の3年間は大阪に住んでいたという佐藤。「大阪の肥後橋に住んでまして。そのとき進路の先生に『芸能人になります』って言ったらポカンという顔をされて。そのとき、『もし私が芸能人になったら謝りに来てください』って言ったんですよ。で、何年かしたらその先生が『謝りに来ましたぁ!』って。ええっ!私はなんて大きな口を叩いてしまったんだと思ったんですけど、この作品を通して、夢を見たり、誰かと戦ったりするのもいいんじゃないかなという気持ちになりました」と、人情ラブコメディに仕上がった本作にかけて、かつてのエピソードも披露した。映画は10月14日より公開される。
(Lmaga.jp)