2次元サイクリングの初イベント、大阪で大盛況
2次元の自転車コースをリアルな感覚で走行し、ほかのライダーと交流するイベント『ズイフト・オン・ツアー』が20日、大阪・難波で初めて開催された。
このイベントは、オンラインで仮想サイクリングができるサービス「Zwift(ズイフト)」が主催。世界150カ国以上のライダーと画面上でサイクリングしたり、レースができるインドアサイクリングのコミュニティでもある。
この「ズイフト」に、トレーナーと呼ばれるマシンを連動させ、ペダルを漕ぐとコースの路面状況に伴って負荷がかかり、まるでサイクリング・コースを走っているような感覚になる。実際に乗ってみると、世界中にいる利用者が目の前の大きな画面に現れ、すれ違ったり、追い抜いたりできる。文字通りのインドア・サイクリングだ。
この日のイベントでは、参加者たちが「ズイフト」内のコースでレースに参戦。画面上には、走行距離、時間はもちろん、前後のユーザーとの距離なども表示されるため、ついつい闘争心がむき出しになるケースも。大阪で初めておこなわれたこのイベントだったが、トップでのゴールを目指して必死でペダルを漕ぐライダーの姿に、訪れた観客たちも熱いエールを送っていた。
取材・文・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)