ローリーの恒例舞台、代打に強烈キャラ
女優・高泉淳子のライフワークである年末恒例の舞台『移動レストラン ア・ラ・カルト』が12月、横浜と大阪で開催。例年大阪公演に参加するミュージシャン・ローリーが今年は別舞台出演のため不在となり、代わりに音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメンバー・TOBIが、ゲストとして迎えられる。
「大阪の『ア・ラ・カルト』は僕だけにしてください。ほかの人を呼んだら僕は東京も出ません」とまで宣言していたローリーだが、今年は自身が音楽監督を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』の大阪公演と同日。高泉は、「大阪にはいるんですけど、ローリーにとっては大事なデビュー作品でもありますので、そちらに出ることになりまして」と残念がった。
「じゃあどうすんの、ということになりまして。ローリーとビジュアルが似ているとかじゃなく、私にとってずっと一緒にやりたいと思っていた」と、ローリーに勝るとも劣らない強烈なビジュアルのTOBIに白羽の矢が立った。「私は昔からファン。『ズンドコ節』を見事にフランス語にして、2人のデュオで歌ったというか、踊ったというか、アートしたというか・・・。一度YouTubeで検索してみてください」と高泉はいう。
TOBIは、「あのロックスターのローリーさんが大阪で最後を飾ってきたのに、僕なんかが・・・。もしかしたら大阪で石をぶつけられるんじゃないか」と心配していたというが、「彼のおしゃべりもお芝居も、なんといっても歌を楽しみにしてください」と高泉は絶賛。同舞台は、レストランに訪れたお客との、あたたかくもちょっとおかしなやり取りが、ゲストを交えて繰り広げられる。大阪公演は、12月29日・30日に「近鉄アート館」(大阪市阿倍野区)にて。チケットは各プレイガイドで発売中。
(Lmaga.jp)