ウォン・カーウァイ代表作、京都でオールナイト上映

香港映画の第一人者であり、数々の名作で知られる世界的映画監督のウォン・カーウァイ。その彼の代表作を一挙に楽しめる特集上映が20日、映画館「京都みなみ会館」(京都市南区)でおこなわれる。

上映されるのは、金城武やフェイ・ウォンを一躍知らしめた恋愛映画『恋する惑星』(日本公開:1995年)のほか、刹那的で退廃的な若者たちの青春群像劇『天使の涙』、そして、『カンヌ国際映画祭』で監督賞を獲得した『ブエノスアイレス』の3本。俳優すら次の展開が分からない独特の演出術をはじめ、官能的でスタイリッシュな映像、ロマンティックに魅せるスローなカメラ、一貫した美意識に裏打ちされた世界観は一世を風靡。90年代の若者を熱狂させた。

上映時間は、23時45分から翌5時35分。料金は前売2400円、当日2700円(学生は2400円)。前売のみのペア割は4200円(2人分)。

(Lmaga.jp)

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