トットが上方漫才協会大賞受賞「緑は縁起が良い」
漫才師を育成・サポートする上方漫才協会による『第3回 上方漫才協会大賞』が8日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で開催。ノミネート55組のなかから、お笑いコンビ・トットが大賞を受賞した。
トットは、多田智佑と桑原雅人によるお笑いコンビ。「大阪で漫才をやっていく上でどうしても欲しい賞。獲れて本当にうれしい」(多田)、「ミキや霜降り明星など、売れっ子がいて『これは厳しいな』と思っていたので、本当にうれしかった。漫才を1年がんばったので、やっててよかったなと思いました」(桑原)と、それぞれ受賞の喜びを話した。
トットの受賞に際し、協会会長の中田カウスは、「やっとここまで来ましたね。非常にバランスのとれたコンビ。これからのお願いは、この衣装をそろそろ卒業して、次の衣装を。頑張ってください」と祝辞。現在の緑のスーツは2年前から着用しており、多田は、「変えてからいろんなところで賞にひっかかったりして、縁起のいい色なんじゃないかなと感じている」と話した。
同賞は、第1回にアインシュタイン、第2回に吉田たちが獲得。3回目となる今年は、東京の「ヨシモト∞ホール」を拠点に活動する芸人たちも参戦し、ゆりやんレトリィバァや『M-1グランプリ2017』ファイナリストのさや香、ミキ、ゆにばーすら東西の精鋭が大賞にノミネートしていた。
(Lmaga.jp)