森三中、結成当初は「まったく認めてもらえなかった」
ゲストの芸人人生の浮き沈みを秘蔵映像とともにふり返る『八方・陣内・方正の黄金列伝!』(読売テレビ)。5月20日放送回には、女性トリオ芸人・森三中がゲストで登場する。
1998年、東京NSCの4期生として出会い、結成された森三中(黒沢かずこ、村上知子、大島美幸)。同期にはロバート、インパルス、椿鬼奴がおり、森三中は「まったく認めてもらえなかった」(村上)と当時をふり返るが、VTRで出演したロバート・秋山はその個性の強さから「トリオを組むことになったとき、養成所内が軽い騒ぎになる」ほど注目されていた3人だったと明かす。
その後、初の冠番組をもつこととなるも、千原ジュニアや木村祐一ら先輩芸人の丁々発止のトークにまったく入っていけず、大島は「途中で怖くなって泣き出す」始末。収録後、楽屋で緊急会議をひらき、「やっぱりこの世界に向いてない。3人で辞めよう!」と一度は引退を決意した3人。テレビや舞台などで見せる明るいイメージからは想像もつかない3人の素顔を、当時唯一彼女たちをかわいがってくれた先輩・星田英利が証言する。
なんとか引退の危機を乗り越えた2007年、メンバーの大島に絶頂期が訪れる。子どものころから大好きだった『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』出演が決定、リアクション芸を磨いてきた大島にとっては念願の晴れ舞台で、「なんでもやらせていただきます!」と逆バンジーなど過酷なチャレンジをするも、このハリキリぶりが森三中に波紋を生むことに。身体を張ったロケが続きすぎて、次第に揉めることが増えてきたという。
そして、2015年をピークに、なぜか幸福度グラフが緩やかな下降線をたどりながら現在に至る森三中が抱える悩みや、唯一の独身となった黒沢のとんでもない野望を明かすなど、森三中の過去・現在・未来について赤裸々に語る。この模様は5月20日・夕方4時25分から放送される(関西ローカル)。
(Lmaga.jp)