明石家さんま、島田紳助を「あいつ、味方撃ちよるからな(笑)」
7年前、数々の番組を持ちながら芸能界を引退した島田紳助や、やることがメチャクチャな天才漫才師・横山やすし。かつて一世を風靡した芸人たちの、今ではありえない破天荒なエピソードの数々を、明石家さんまが激白する特番『明石家さんまが語り継ぎたいレジェンド芸人20人』(MBS)。
「やすし師匠だけで2時間いける!」とさんまが言うほどエピソード豊富な横山やすし。西川きよしとコンビを組んだ「やすきよ漫才」で一世を風靡、天才漫才師と言われた一方、数々の事件を起こし、51歳で急逝した。「パイロットがあくびしたのを見とがめて、コックピットに説教に行って飛行機が20分遅れた」「タクシーの運転が下手なのに腹を立てて、運転を代わった」など、さまざまなエピソードに、月亭八方は「破天荒というより、やることがハチャメチャ」。そんなやすしだが、さんまは「怒られたことがない」といい、「また会いたい、見たいというキャラ。すべてが(常識を)超えてる」と、その芸人ぶりを惜しむナンバーワン・レジェンドだ。
島田紳助は松本竜介とコンビで、ネタの9割を紳助が喋るという斬新な漫才スタイルで人気に。70本以上の番組の司会を務めたマルチタレントぶりでも知られた。さんまとは同期で、プライベートの電話は「必ず紳助からかかる」そう。紳助はさんまを「親友」と言っていたが、さんまは「一緒に戦場に行った兵隊の気分」と言いつつ、「あいつ、味方撃ちよるからな(笑)」。そして、テレビでは言えないところもあると前置きしつつ、「紳助がテレビに復帰できるように、実は動いていた」と明かし、紳助への思いを語る。
このほか、さんまが「なんば花月での笑いは一番。どんな漫才師より上。笑いが止まらないから、次の出番が5分待ちやった」という笑福亭仁鶴、さらに西川きよし、桂文枝、上岡龍太郎、坂田利夫、さんまの付き人も務めたジミー大西ほか、今や知る人も少ない昔の芸人まで、思いつくままにさまざまなエピソードが飛び出す。この模様は5月27日・午後2時から放送される。
(Lmaga.jp)