落合博満氏「俺の練習方法は絶対しちゃダメ、勧めない」
5月30日に放送された『戦え!スポーツ内閣』(毎日放送)に、日本プロ野球界唯一の、3度の三冠王を獲得した落合博満氏がゲストで登場。自身の打撃論について語った。
常々、前田智徳氏(元広島カープ)のバッティングが見本だと言っていた落合氏。この日の放送でも、「俺みたいな練習の方法、絶対しちゃダメ。勧めない」と語り、「(練習でチェックしていたのは)バットの角度と、打球の上がり具合。だから、速いボールは絶対打たない。内野フライでも、打球が上がればバットの出はいいから、今日のゲームはいけると。ただ、ライナー性の打球だったら、今日のバットの角度が悪いから直さなきゃいけないと(練習に)時間がかかる」と、独特の練習方法と考え方を明かした。
さらには、外野のポール際でファールにならないよう、「レフトにフェード(右方向に曲線的に曲がる打球)、ライトにドロー(フェードの逆)を打つのに3年かかった」とも。プロ野球界のレジェンドの野球哲学に、MCの武井壮やブラックマヨネーズ小杉も驚きの表情を浮かべていた。
(Lmaga.jp)