復活した阪神百貨店のスナックパーク、夜はせんべろ仕様に

「阪神梅田本店」(大阪市北区)の建て替え工事(2015年)の際に、惜しまれながら閉店した立ち食いの聖地と呼ばれた地下のフードコート「スナックパーク」。6月1日、一時閉店していた2店が復活、移転していた3店に、8店の新店が加わって、同百貨店の地下に復活した。

以前の場所よりも、南となり、かつての「新阪急ビル」に移動した「スナックパーク」。3年前は復活未定だったのだが、「問い合わせが想像以上に多かった。そこで、早い、安い、おいしいのコンセプトはそのまま、夜の需要に応えるためお酒も提供。昼はほぼワンコインで、夜はせんべろ(千円でベロベロに酔える)として楽しめるチョイ酒場になってほしい」と、フード営業統括部の担当者・中尾康宏さんは話す。

平日であれば3時以降、土・日・祝日は終日、アルコールが楽しめるようになり、生ビールであれば380円均一。店によってメニューは異なるものの、焼酎、地酒、サワーなども同様の価格帯に。また、お酒好きなら見逃せないのは、焼きスパゲティで有名な「焼きスパ&ワイン ローマ軒」が新登場。380円のローストビーフをオーダーすると、30分30種以上のワイン飲み放題が540円に。

さらに新店として注目を集めるのは、全国にファンが多い行列のラーメン屋「カドヤ食堂」。「中華そば」500円など、スナックパークのためにオリジナルの生麺を開発した。そして、のれんをくぐって居酒屋気分を味わえる「立ち食い魚 ふじ屋」では、日替わりの鮮魚を刺身で楽しめる「魚屋の魚皿」が580円。ほかにも、名物くじら大根、銀ムツ酒粕漬けなど、地酒がすすみそうな1品が並ぶ。

また、以前からのファンにとってうれしいのは、驚くほどの早さでオムライスができあがる「玉子丸」と、特製がらスープと自家製麺のしょうゆラーメンをたった340円で楽しめる「うまかラーメン」。ほかにも、寿司、お好み焼き、焼き肉丼、天丼のほか、期間限定のイベントショップ(オープン時はコーヒーと駅そば)がそろう。

スペースは70人規模から、130人規模と拡大し、「以前のように1つのテーブルを囲んで、いろんな方がひしめきあって食事されるのであれば、もっと入るかもしれません」とのこと。オープンから3日間は混雑が予想されるため、状況を見て入り口で制限をかける予定。6月1日から9日までは午前10時から9時までの営業、スナックパークは連日午後10時までの営業となる。

出店店舗:カドヤ食堂(中華そば)、立ち喰い魚 ふじ屋(海鮮)、牛焼 みらく(丼)、道頓堀赤鬼(お好み焼き&焼きそば)、とり天うどん てんぼう(うどん)、天ぷらの山(天ぷら)、焼きスパ&ワイン ローマ軒(焼きスパゲッティ)、魚がし日本一(寿司)、阪神名物 いか焼き(いか焼き)、ちょぼ焼き(ちょぼ焼き)、御座候(回転焼き)、うまかラーメン(ラーメン)、玉子丸(オムライス)

(Lmaga.jp)

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