大阪・天神祭名物「ギャルみこし」猛暑のなかを巡行
『大阪天満天神祭』の名物「ギャルみこし(正式名称:天神祭女性御神輿)」が23日、天神橋筋商店街と大阪天満宮で開催。元気と笑顔に溢れるギャルたちが威勢のいい掛け声とともに巡行した。
「ギャルみこし」は地域の振興と大阪文化の高揚、明るい街づくりを目指し、1981年から開催されて今年で38回目。約200kgある神輿2基を担ぐのは、応募者数149人のなかから選ばれた15歳から30歳の女性80人。
観覧に訪れた人々にもスタッフが熱中症を予防するための水分補給や休憩を常に促すほど猛暑となったこの日。そんななかでも、ギャルたちは「わっしょい! わっしょい!」と、暑さを忘れるような威勢と活気あふれる掛け声で神輿を巡行した。
面接やオリエンテーションを経て本番を迎えたギャルたちは「やっとこの日を迎えられて感無量です! めっちゃ楽しいです!」と元気よく笑顔を見せてくれた。各所で「うちまーしょ! ひとつせー! 祝って三度!」と大阪締めが打たれるとその場にいた人たちも天神祭の幕開けを感じていたようだ。
取材・文・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)