子どもに本物を、ファミリアが神戸本店に初のレストラン

ベビー・子ども服専門店「ファミリア」が9月8日、新しい神戸本店に同ブランド初のレストラン「color of time(カラー オブ タイム)」をオープン。有機野菜と旬の食材を使ったヘルシー料理が主役となり、開店前から約300件もの予約が入るほど、注目を集めている。

同店のプロジェクトリーダー・篠原崇志さんは、「子どもを子ども扱いするのではなく、大人と同じように食事を楽しむ。そんな体験を提供したいと思います」と、オープンキッチンにブッフェ式で並ぶのは、高糖度トウモロコシの窯焼きや朝採れビーツの丸ごとローストなど、素材本来の味を楽しむものが多い。

メニューを監修したのは、薪窯を使った滋味深い料理が評判の京都の「monk(モンク)」のオーナーシェフ・今井義浩さん。「子どもに本物を食べさせてあげたい。余計な味付けをしなくても、素のままで野菜はおいしいということを知って欲しい」と、オーガニックで野菜作りに取り組む農家のリサーチから手掛けたそう。

さらに子どもがワクワクできるように、食材を見たり触れたりできるスペースを設けたり、サラダのドレッシング作りができたり、子どもたちが食を体感できるようなスタイルも採用。また、ワインと同じブドウの品種を使ったジュースを用意して、みんなで同じブドウのドリンクを楽しめるような、さりげない工夫も。「僕もそうですが、子どもにとって、家族でレストランに行くというのは、大人になっても記憶に残るとても印象深い出来事だから、そのお手伝いができれば」と今井さんは笑顔を見せる。

ランチと週末のディナーのほか、気軽に利用できるカフェタイムも設けられ、デザートピザやスイーツがいただける。離乳食メニューとして、有機米のおかゆも用意されており、今後は、1歳の誕生日をお祝いできるプランなども検討中とのこと。ランチは大人2700円、小学生1620円。営業は午前11時から午後6時まで(金土日曜は、午後9時まで)。

取材・文/西村円香

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス