三谷幸喜の挑戦、1700年に渡る歴史をミュージカルで

中井貴一、香取慎吾などの豪華なキャスティングが話題を集める三谷幸喜の新作ミュージカル『日本の歴史』が、東京・大阪で12月から来年1月にかけて上演される。

会話劇コメディの印象が強い三谷。しかし、初のミュージカル作品『オケピ!』が、日本最高峰の戯曲賞『岸田國士戯曲賞』を受賞したように、ミュージカルとも非常に相性は良い。今回はタイトル通り、日本史が題材。しかも卑弥呼の時代から太平洋戦争に及ぶおよそ1700年間を、150分で網羅してみせるという。

かつて3夜連続で放送されたスペシャルドラマ『わが家の歴史』では、普通の一家の視点から、戦前戦後の約40年の歴史を描き出した三谷だが、今回の時間軸はその40倍以上。「そんな無茶な!」と思ってしまうけれど、三谷自身は「ミュージカルだからできる」と、かなりの勝算を持って臨む模様だ。前代未聞のミュージカルであると同時に、歴史モノとしても前代未聞の舞台になるのは間違いなさそうだ。

中井や香取のほかにも、大河ドラマ『真田丸』の豊臣秀次役で「秀次ロス」現象を巻き起こした新納慎也や、ドラマ『黒井戸殺し』など三谷作品への出演が続いている秋元才加など、三谷が信頼する役者ぞろい。劇場の規模を考えても即日完売が予想されるので、今のうちにチケット争奪戦に備えておこう。公演は2019年1月6日~13日に「梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ」(大阪市北区)にて。チケットはS席10000円、A席8000円で、10月20日に発売される。

文/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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