レモン好きの店主による、レモンをテーマにした酒場「酒場檸檬」（京都市中京区）が京都・河原町にオープン。これまでにない、レモンメニューを楽しめると注目を集めている。

こちらは「お菓子教室シトロン」をはじめ、「ワインブラッセリー シトロンブレ」や「ビストロセー」を展開するオーナーの山本稔子さんによる新展開。「これまでオシャレにフランス語でシトロンなんて言っていましたが、今回は酒場なんで檸檬にしました」と、これまでのフランステイストから一転し、和風に。

壁に貼られた短冊メニューには、レモンの冷や奴（３８０円）やレモンマーボー豆腐（７００円）、レモンピザなど、レモンを使ったフードがズラリ。「レモンサワーがブームにもなってますが、私はもっと前から飲んでました（笑）」という、熱愛のレモンサワーはノーマルバージョン（５００円）のほか、塩レモンサワーやハチミツレモンサワーもあり、さらには焼酎ボトルやソーダ、レモンを単品で注文し、セルフで自分好みのレモンサワーを作ることもできる。

「昔から大衆酒場が好きなんですが、渋い酒場であれば京都にはいいお店がたくさんあるので、今までにない感じにしたかった」と、店内は、大衆酒場の雰囲気と今ドキおしゃれ感が絶妙にミックスし、女性も居心地のいい空間に。

レモンを使ったフード以外にも、〆サバや牛すじ煮込みなど、酒場の王道もあれば、カニクリームコロッケやマカロニグラタンといった洋食もあったり、さらにはイタリアン出身のシェフが作るパスタもあり、午後６時から深夜２時までしっかり食べて飲めるのもうれしい限りだ。

取材・文／天野準子

(Lmaga.jp)