「新・極妻」の中島貞夫監督、20年ぶり新作はちゃんばら映画
『京都国際映画祭2018』のオープニングセレモニーが、10月11日に開催。期間中に上映される映画『多十郎殉愛記』について、中島貞夫監督が語った。
『新・極道の妻たち』『日本の首領(ドン)』など、やくざ映画を代表とする中島監督。前作『極道の妻たち 決着』以来、実に20年ぶりの長編作だが、「20年ぶりに映画をつくりました。徹底したちゃんばら映画です」と殺陣の魅力をつめた作品だという。
「ちゃんばらというのが、実は日本映画がつくりだしたパフォーマンス芸術のひとつの頂点に達したはずなんだということで、日本映画の歴史の結集を、ちゃんばらで示してみたい、と。『京都国際映画祭』全体の、ひとつのイメージづくりにも役立ててもらえれば」と話した。
本作には、高良健吾、多部未華子、木村了らが出演し、14日・15時20分より「よしもと祇園花月」(京都市東山区)で上映。公開予定は、2019年春。
(Lmaga.jp)