藤山扇治郎「ハマケンさんがいたらほっとする」
連続テレビ小説『まんぷく』の出演者やスタッフに、NHK大阪放送局がインタビュー。ヒロイン・福子(安藤サクラ)の職場でコックを務める同僚・野呂幸吉を演じる、藤山扇治郎からコメントが届いた。
朝ドラには縁がある藤山。「『芋たこなんきん』(平成18年度後期)では伯母さん(藤山直美)がヒロインで、たしか最年長ヒロインだったかと(笑)。そのご縁で、当時のNHK大阪放送局のスタジオへ見学に行ったことを覚えていますが、役者としてNHKに来ることは今回が初めてなので、感激もひとしおです」と喜ぶ。
自身の役柄については、「コミカルなところもあるけれど、基本的には根っからの真面目な青年。福子さんに恋心がめばえて、なんと缶詰を3年間もあげ続けるのですが、実直で誠実な野呂が報われるか報われないかは別として『行動に移すことが大事』と伝われば。自分の恋愛が成就するかしないかに関係なく、恋した相手に幸せになってもらいたい、なんとか力になりたいと尽くす、すごくすてきな役なんです」と熱く語る。
福子に失恋した後は、保科恵(橋本マナミ)の心を牧善之介(浜野謙太)と狙う野呂。「浜野さん、橋本さんと一緒のシーンは、めちゃくちゃ楽しいですね。浜野さんは牧さんそのものですぐ笑かそうとしてきますし、橋本さんが実は結構ゲラですぐ笑うんです。でも浜野さんはすごく配慮が細やかで、『これだったら(セリフ)言いにくい?』と確認してくださることも。お芝居もアドリブっぽく聞こえるけれどすごくきっちり演じられていますし、よく助けていただいているので、ハマケンさんが現場にいたらほっとします(笑)」と打ち明けた。
第4週では戦地へと向かい、牧に恵をとられてしまった野呂。戦後どのような形で戻ってくるのか楽しみに待ちたい。放送は10月1日~2019年3月30日、全151回の予定。
(Lmaga.jp)