キングコング西野「本を書くのも売るのも、どっちも本気」

芸人の「もうひとつの才能」に注目したMBSのドキュメンタリー番組『OFLIFE(オブライフ)』。18日の放送回では、キングコングの西野亮廣が登場する。

絵本作家をはじめ、肩書きにとらわれない才能を発揮してきた西野。今秋、3カ月連続でジャンルの違う本を出版。10月は徳間書店からホリエモンとの共著『バカと付き合うな』。11月にはKADOKAWAからビジネス書『新世界』。そして12月には幻冬舎から絵本の最新作『ほんやのポンチョ』。

国内の書籍の売り上げは13年連続マイナスで、出版不況と言われて久しい。この状況をなんとかできないのか? さかのぼること3か月前、西野は3つの出版社に「出版同盟」という声明文を出し、「小競り合いはやめて『本』に世間の目を向けましょう」と呼びかけた。「月刊KADOKAWA」編集部の大鬼一浩さんは「信頼の高い著者でないと成立しない話」という。芸人仲間で芥川賞作家の又吉直樹は「行動力がとてつもない。普通なら居酒屋で話して終わっているだけのことをやってみようとする。めっちゃリスクを背負ってるな、という戦い方をする。カッコええと思います」。

「本を書くのも売るのも、どっちも本気」という西野が考えた数々の仕掛け。印税を使って、「新世界」の発売日の11月16日に毎日新聞に一面広告を出した。本の前書きを全文掲載するという異例の読む広告だ。その数日後、東京のモノレールのゆりかもめの車両をジャックし、「出版不況を終わらせる」と書かれた3社合同の広告を掲載、話題を作った。本を通じて「お年寄りから子どもまで全世代を楽しませたい」というのが目標だという。この模様は、12月18日・深夜1時59分から放送される。

(Lmaga.jp)

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