片平里菜「路上という原点があるから変化を恐れずに挑戦できる」

今年デビュー5周年を迎えたシンガーソングライターの片平里菜が12月16日、「グランフロント大阪 うめきた広場 うめきたSHIPホール」(大阪市北区)でおこなわれたFM802の公開収録に登場。トーク後、ミニライブも披露した。

先日、自身初となるベストアルバム『fragment』をリリースした片平。これまでに発表したシングル曲、アルバム曲など全26曲がリマスタリング音源で収録されており、なかには代表曲『最高の仕打ち』をTHE BACK HORNのプロデュース・演奏で再収録されたものも。「当時はバンドアレンジする勇気がなくて。思い入れが強すぎて、飾りをつけたら声の持つ力や思いが薄れてしまうんじゃないかって怖さがあったんです。でも、そのあとライブでたくさん歌い続けて、今ならどんな色を付けても大丈夫っていう自信がついたので」と、再収録に至った経緯を話した。

会場のある「うめきた広場」では日々ミュージシャンが演奏をしているが、片平も「音楽活動を始めたのが18歳くらいなんですけど、地元の福島県でも東京でもストリートで歌ってました。今日みたいな寒い日に2~3人くらいの方が立ち止まって聴いてくださって、1人いなくなったと思ったら温かい缶コーヒーを買ってきてくれたり。そういう優しさに触れたり不思議な出会いがたくさんありました。路上っていう原点があるから、今は変化を恐れずにいろいろやっていけるのかなと思います」と、振り返った。

その後、『始まりに』『CROSS ROAD』『からっぽ』などベストアルバムにも収録されている曲をアコースティックで披露。「今日はお客さんに『立ち止まって聴いて聴いて~!』って思わなくてもみなさんが聴いてくれる。その幸せを噛み締めながら歌いました」と感謝していた。この模様は12月23日のFM802『SUPERFINE SUNDAY』(9時台)で放送される。

(Lmaga.jp)

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